クレーヴェ(Lagrad) [ セミハード]
<Crevé Lagrad>
・産地 スウェーデン
・名前の由来 ?
・原料 牛乳
・形状 円盤状、直径35cm、高さ10~14cm、重さ15kg
・乾燥成分 ?
・固形分中脂肪分 ?
・表皮 印字あり、エメンターラーのような形と質感
・中身 淡黄色、1~1.5cmのチーズアイが散在
・熟成 40週間
・季節 ?
・POD なし
・分類 セミハード(一般的)/圧搾タイプ(C.P.A.)
・出会ったトコ WasaHallen(スーパー) 129gで14.71スウェーデンクローネ
このチーズはスウェーデンでは一般的なエメンターラータイプのようですね。
Lagradというのは保存されたという意味のようなので、これは熟成が進んだタイプなのだと思います。
外側はなんだか赤い印字があります。形状は円盤の中心ほど膨らんでいてエメンターラーそのものです。
チーズアイ、酸っぱい香りもしっかり。食べてみるとねっとりとした食感で、甘みとスルメのようなコクが感じられました。
今回は
☆☆☆
です。
何となくスウェーデンもフィンランドも似たタイプのチーズが多いように感じましたね。というか、かなり独特なものも探せばよかったかも。
プレートスト31% [ セミハード]
<Prästost 31%>
・産地 スウェーデン
・名前の由来 司祭のチーズ
・原料 牛乳
・形状 スライス11枚入り、150g
・乾燥成分 ?
・固形分中脂肪分 名前に31%とついているのでおそらく・・・
・表皮 ワックスっぽい
・中身 淡黄色、メカニカルホールが多い、崩れやすい
・熟成 12ヶ月まで
・季節 ?
・POD なし
・分類 セミハード(一般的)/圧搾タイプ(C.P.A.)
・出会ったトコ WasaHallen(スーパー) 158gで21.17スウェーデンクローネ
Präst=Priest司祭のチーズといって、なんでも、スウェーデンでは昔(16~19世紀)に教会に税?を収める代わりに農産物や牛乳を収めることになっていたようです。そして、その牛乳から教会でチーズを作っていたという歴史があるようですね。
今日では工場で主に作られるようになっているようです。
外側はアルミ箔でくるまれているようです。
アルミ箔を剥くと、ワックスがはがれたような感じに見えました。硬い外皮かな?
内側はちょっとアルコールっぽい香りがするもののチーズのそれはあまり強くありませんでした。ボロボロと崩れやすいのにねっとりとしている中にアミノ酸のジャリ感もあるおもしろい食感でした。
今回は
☆☆☆
です。
ヴェステルボッテンス [ ハード]
<Västerbottens>
・産地 スウェーデン
・名前の由来 地域名
・原料 牛乳
・形状 円盤状、直径50㎝、高さ20㎝、重さ20㎏、買ったものはカットピース
・乾燥成分 ?
・固形分中脂肪分 ?
・表皮 硬くなった表皮がある
・中身 淡黄色、メカニカルホールが多い、ボロボロしている
・熟成 12ヶ月まで
・季節 ?
・POD なし
・分類 ハード(一般的)/加熱圧搾タイプ(C.P.A.)
・出会ったトコ WasaHallen(スーパー) 128gで29.31スウェーデンクローネ
やはり挑戦してみました、道すがらのスーパーのチーズ売り場でスウェーデンのチーズくれと言ってみることに。
ちなみに売り場はこんな感じ。
このチーズ、昔は厳しい冬を越すために夏場に家庭や牧場で作られていたものが、19世紀中ごろになって大規模な製造が行われるようになったそうです。
外側は一瞬ワックスかと思いましたが、おそらく磨いたか洗ったかでできた表皮なのではないかと・・・。
中身はメカニカルホールっぽいものが多いです。香りは少なく、ボロボロと崩れやすい組織です。
ちょっとゴーダのような濃厚なコクとベットリ感そして、アミノ酸の結晶のジャリっとした感じもありました。好みの味でしたよ。
今回は
☆☆☆☆
です。