ピッティフ・ベレーゲン・カース

＜Pittig Belegen Kaas＞
・産地　オランダ
・名前の由来　スパイシーで熟成したチーズ（オランダ語、名称かな？）
・原料　牛乳
・形状　円盤状、高さ13.5㎝
・乾燥成分　?
・固形分中脂肪分　?
・表皮　オレンジ色のワックス
・中身　黄色、1㎝ぐらいのチーズアイがある、ねっとりしている
・熟成　?
・季節　?
・DOP　なし
・分類　ハード（一般的）／加熱圧搾タイプ（C.P.A.)・・・多分・・・
・出会ったトコ　OisterwijkのKAAS KONINGの屋台

もう、1年と2ヶ月ほど前になりましたが、オランダのOisterwijkという町の市場で見かけたチーズです。
KAAS KONINGというチーズ会社直営だと思われる屋台で購入しました。


さすがにオランダ、これもゴーダ系と思われます。
オレンジ色のワックスに包まれたチーズは、芳醇な香りを醸し出していました。
熟成がしっかり進んでいるため、中身も黄色っぽく、口に入れて食べた後の風味もコクがばっちり。

今回は

☆☆☆☆

です。

ヴェステルボッテンス

＜Västerbottens＞
・産地　スウェーデン
・名前の由来　地域名
・原料　牛乳
・形状　円盤状、直径50㎝、高さ20㎝、重さ20㎏、買ったものはカットピース
・乾燥成分　？
・固形分中脂肪分　？
・表皮　硬くなった表皮がある
・中身　淡黄色、メカニカルホールが多い、ボロボロしている
・熟成　12ヶ月まで
・季節　？
・POD　なし
・分類　ハード（一般的）／加熱圧搾タイプ（C.P.A.)
・出会ったトコ　WasaHallen（スーパー）　128gで29.31スウェーデンクローネ

やはり挑戦してみました、道すがらのスーパーのチーズ売り場でスウェーデンのチーズくれと言ってみることに。

ちなみに売り場はこんな感じ。



このチーズ、昔は厳しい冬を越すために夏場に家庭や牧場で作られていたものが、19世紀中ごろになって大規模な製造が行われるようになったそうです。


外側は一瞬ワックスかと思いましたが、おそらく磨いたか洗ったかでできた表皮なのではないかと・・・。


中身はメカニカルホールっぽいものが多いです。香りは少なく、ボロボロと崩れやすい組織です。
ちょっとゴーダのような濃厚なコクとベットリ感そして、アミノ酸の結晶のジャリっとした感じもありました。好みの味でしたよ。

今回は

☆☆☆☆

です。

ギリーヴェ・メラン28%

＜Grevé Mellan 28 %＞
・産地　スウェーデン
・名前の由来　某翻訳ページでは28%までのカウントと表示されましたが・・・
・原料　牛乳
・形状　450g、商品紹介ページでは円盤状と書いてあります。
・乾燥成分　？
・固形分中脂肪分　？、チーズ100gあたり28g
・表皮　黄色の薄いワックス
・中身　淡黄色、7㎜ぐらいのチーズアイがある、弾力がある
・熟成　？
・季節　？
・POD　なし
・分類　ハード（一般的）／加熱圧搾タイプ（C.P.A.)
・出会ったトコ　Helsinkiのスーパー

やられました。
今の今までヘルシンキで買ったこのチーズはスウェーデン産と気づかなかった・・・。
スウェーデンのSkånemejerier社製です。
フィンランド語もスウェーデン語も難しすぎる・・・。
エメンターラーっぽいので分類はハードにしておきます。


こんな感じの簡易的なパッキングがされています。


何となく形がエメンターラーのようなちょっと盛り上がった餅っぽい感じですね。チーズアイもありますし。


外側には黄色のワックスが薄く塗ってあります。


中身は弾力がありました。わずかに粉っぽさもあったように思います。商品名のMellanというのはマイルド、というか風味は弱すぎず強すぎずということなのではないかと推測しますが、アミノ酸の旨みはしっかりあるかなと感じました。

今回は

☆☆☆☆

です。